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Phidias Trio vol.9 "Re-intepret"
2023年9月13日(水)
19:00開演(18:30開場)
杉並公会堂 小ホール(杉並区上荻1-23-15)
一般3,000円 / 学生2,000円 (当日券は500円増し)
チケットお申し込み
https://phidias-vol9.peatix.com/
【プログラム】
稲森安太己:
Illusion einer einsamen Reise im Winter 1827 (2023 委嘱新作・初演) ※原曲:フランツ・シューベルト《冬の旅》
Prelude for clarinet and piano (2022)
Ubi caritas et amor for violin solo (2011 舞台初演)
フランツ・シューベルト:
楽興の時 第2番 変イ長調 D780-2
あらゆる芸術作品は、無限の解釈の可能性を秘めている。ある作品をどのような視点から見つめ、そこから何を見出すのか — そのプロセスには、作品を解釈する者の哲学や価値観、生きる時代が鏡のように映し出される。
今回のフィディアス・トリオの公演では、国内外で活躍する作曲家・稲森安太己に、「F.シューベルトの《冬の旅》を現代の視点から新たに解釈し、その素材を再構築する」というコンセプトで新作を委嘱。“アイデンティティの喪失”という普遍的なテーマを持ち、時として前衛作曲家の創作の源泉ともなってきた《冬の旅》は、およそ200年の時を経た現在の東京で、何を映し出すのか。ゲストに古典から現代声楽曲まで幅広く精通するテノールの金沢青児を迎え、新たなクラリネット三重奏の表現を探る。
稲森安太己 プロフィール
1978年東京生まれ。東京学芸大学にて作曲を山内雅弘氏に、ケルン音楽舞踊大学にてミヒャエル・バイル、ヨハネス・シェルホルンの両氏に師事。西ドイツ放送交響楽団、ギュルツェニヒ管弦楽団、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、新日本フィルハーモニー管弦楽団等の演奏団体によってドイツ、イタリア、アメリカ、ベルギー、日本ほかの国で作品が演奏されている。2007年日本音楽コンクール第1位、2011年ベルント・アロイス・ツィンマーマン奨学金賞、2019年芥川也寸志サントリー作曲賞ほか。ケルン音楽舞踊大学、デトモルト音楽大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て現在、熊本大学特任准教授。
【出演】
Phidias Trio(フィディアス・トリオ)
ヴァイオリン 松岡麻衣子
クラリネット 岩瀬龍太
ピアノ 川村恵里佳
ヴァイオリンの松岡麻衣子、クラリネットの岩瀬龍太、ピアノの川村恵里佳により2017年に結成。これまでの主催公演では、現代の優れたクラリネット三重奏の作品を取り上げるとともに、オーストリア、アルゼンチン、ブラジル、チリ、トルコ、韓国、日本の若手作曲家の新作を初演し、好評を博す。また、ハニャン現代音楽祭(韓国・ソウル)や、日本作曲家協議会主催「日本の作曲家2021」等、数々のプロジェクトに招聘されている。2021年12月に出演した日本現代音楽協会主催「ペガサス・コンサート vol.3」の公演の模様は、NHK-FM「現代の音楽」にて、2週に渡って放送された。https://phidias-trio.com
テノール 金沢青児(ゲスト)
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、大学院音楽研究科修士課程修了。修了時に大学院アカンサス音楽賞受賞。2017年藝大フィル合唱定期演奏会にてバッハ《ミサ曲ロ短調》のソリストを務める。2018年には《カンティクル》全5曲を含むオール・ブリテン・プログラムによる初のリサイタルを開催。2021年、クルシェネク没後30年演奏会を企画、室内オペラ《信じること、その値段は》日本初演に出演。「ヴォクスマーナ」メンバー。
主催:Phidias Trio
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
お問合せ
phidias.trio@gmail.com
2023年7月1日に、主催公演「 Phidias Trio vol.8 “Journey, Wander…”」を開催します!
独自の道を探求する、作曲家たちの終わりなき旅をテーマにした公演。ペア・ノアゴー、ガリーナ・ウストヴォリスカヤ、黒田崇宏の作品をお届けします。
黒田作品(Phidias Trio委嘱)は今回が初演です。ぜひお聴き逃しなく!
Phidias Trio vol.8 “Journey, Wander…”
2023年7月1日(土)
15:00開演(14:30開場)
KMアートホール (渋谷区幡ヶ谷1-23-20 京王新線幡ヶ谷駅より徒歩6分)
一般3,000円 / 学生2,000円(当日券は各500円増し)
チケットご予約
https://phidias-vol8.peatix.com
プログラム
ペア・ノアゴー Per Nørgård
Grooving for Piano (1967-68)
Within the Fairy Ring - and Outside for Clarinet (1999)
Libro per Nobuko - Sonata « The Secret Melody » for Viola (1992)
ガリーナ・ウストヴォリスカヤ Galina Ustvolskaya
Trio for Clarinet, Violin and Piano (1949)
黒田崇宏 Takahiro Kuroda
journey, wander; haziness, fogginess for violin, bass clarinet and piano (2023 委嘱新作)
独自の音楽語法や哲学を追い求め、作曲家たちは終わりのない旅に出る。
北欧の先達や中央ヨーロッパの前衛の潮流を受け継ぎつつも、それを新たな技法や神秘的な世界観に昇華させたノアゴー。師ショスタコーヴィチの影響を打ち破り、強靭な個性をむき出しにするウストヴォリスカヤ。極端なまでの静謐な音響から、独特な時間感覚を編み出していく黒田崇宏。
書かれた時代も背景も異なる3人の音楽が、フィディアス・トリオの視点を通して交差する。
出演
Phidias Trio (フィディアス・トリオ)
ヴァイオリン・ヴィオラ 松岡麻衣子
クラリネット 岩瀬龍太
ピアノ 川村恵里佳
お問合せ
phidias.trio@gmail.com
チケットご予約
https://phidias-vol8.peatix.com
主催:Phidias Trio
この度、9月3日に予定されていました、田中慎太郎with Phidias Trio “Faint lights”公演ですが、
出演者にコロナ陽性者が出てしまい、12月10日(土)15時開演に延期となりました。楽しみにしていてくださった皆様には大変ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません。
引き続きどうぞPhidias Trio をよろしくお願い致します。
12月10日にまたお会いできるのを楽しみにしております。
"Faint Lights"
田中慎太郎 with Phidias Trio
日時 2022年9月3日(土) 15:00開演(14:30開場)
KMアートホール(東京都渋谷区幡ヶ谷1-23-20 京王新線幡ヶ谷駅より徒歩6分)
Program
アルヴォ・ペルト
・鏡の中の鏡
・Variations for the Healing of Arinushka
田中慎太郎:アルバム "永遠と一日より"
・春は馬車に乗って
・落葉の踊り
・灯火
・月は窓辺で夢を見守る #
・音の火影 #
・重なり合った時間 #
#世界初演
チケット
一般 3,000円 / 学生 2,000円 (当日券は各500円増し)
チケットお申し込み https://peatix.com/event/3247747/view
作曲家の平山智さんの曲を集めたCD"陽炎の夏"が発売されました。
情景的な音楽、心が温かくなるメロディ、力強いリズム。一度聞けば彼の音楽の世界の魅力に引き込まれているでしょう。
販売価格 2,000yen (送料別)
お問合せ先
https://phidias-trio.com/contact
<収録曲>
・A Letter From Israel
・リュートのための古風な舞曲とアリアより「イタリアーナ」 / レスピーギ
・"The Moon" From Tokyo To New York
・"Cumulonimbus Clouds" for Violin and Bass Clarinet
・庭〜ピアノとクラリネットとヴァイオリンの為の
・目覚めよと呼ぶ声あり / J.S.バッハ
・ヴァイオリン独奏の為の「祈り」 "ORISON" for Violin solo
1st ORISON, 2nd ORISON, 3rd ORISON
・Weeping Cherry Song~風のように侍は
・陽炎の夏~バイオリン、クラリネット、ピアノの為の組曲
第1楽章 初夏
第2楽章 雲の峰
第3楽章 祭り
第4楽章 夕涼み
・管弦楽組曲第三番より「アリア」 / J.S.バッハ
演奏:Phidias Trio
<平山智オフィシャルサイト>
https://tomosartoffice.sakura.ne.jp/